スローシンクロの撮影方法 (カラフルーTODAYに載せる。ここには載せない)
こんにちは。青砥です😊
今回はスローシンクロについて記述したいと思います。
今回使っているストロボはこちらになります。
古いストロボですが、純正という事もあり、安心感と耐久性はピカイチです🤩
スローシンクロとは
スローシンクロとは、ストロボ(フラッシュ)を使い、小さな暗めの地明かりを取り入れつつ、ストロボで光らせて撮影する手法です。スローシャッター(普通に撮影すると手ブレする速度のシャッタースピード)とストロボをシンクロさせる事です。
先幕シンクロと後幕シンクロ
写真は後幕シンクロという手法を使っています。後幕シンクロとはシャッターが閉じる寸前にストロボを光らせる方法。
先幕シンクロはシャッターを開くと同時に先にストロボを光らせ、その後シャッターが閉まるという手法。
違いは?
グラスが進行している方向の表現に違いが現れます。
この写真では後幕シンクロのため、グラスが進行方向に動いていそうな雰囲気があります。逆に先幕シンクロで撮影するとグラスが後退しているように写ってしまいます。
なぜそう見えるのか。
実際にグラスが進行しているわずかな光を拾ってからストロボを発光しているので自然な動きに見えます。
これが先幕シンクロをすると後退しているように光跡が逆に現れます。(ストロボが光ってからグラスの光を拾うから。)
星空ポートレートはどちらを使うべきか
星空ポートレートは後幕シンクロを使うべきだという意見が多いようですが、ストロボを当てる被写体が動かないのであれば先幕でも後幕でも関係ありません。
微妙に動いたとしても、被写体自身が発光していないのであれば光跡はでない為関係ありません。
先幕で撮ると光跡が残ると言われていますが、何度か撮影した所、関係ない事が分かりました。
ストロボは強さにもよりますが、1/10000秒と、シャッタースピードと比較しても非常に高速な速度で発光が終わります。
ペンライトや花火などを持って移動してジャンプした所で被写体を止めて撮影したいとなれば後幕シンクロ一択になるのですが、被写体が動かなければどちらでも構いませんし、露光中に適当な所で手動で光らせても問題ありません。
まとめ
- 自然な流れを表現したいなら後幕シンクロ
- 自然と逆方向に表現したいなら先幕シンクロ
- 星空ポートレートで発光タイミングは関係ない
ありがとうございました☺️